奥平康弘 X,2010〜2016年

以下のリストは原則として、作成者(管理人)が全て現物を直接確認したもののみ掲載しています。従ってほぼ全てのものの現物またはコピーを手元に所持しています。
(その過程で、例えば1973年や1974年の欄の注記にあるような、その後単著書に収録された際の初出情報の誤記などにも気づくことがありました。)
また現時点(2017年5月現在)で情報としてはあるものの、現物を見ることが出来ていないため以下のリストに掲載していないものが奥平教授の場合数点あります。これらについても順次確認の上、掲載していきます。

<対談、鼎談、座談><インタビュー><書評><判例評釈>

奥平康弘教授の略歴・著書のページ に掲載の『単著書』にその後収録されたものについては題名の後に「→≪略号≫」の形で記載してあります。
また『単著書』における「書き下ろし」の論文の場合は題名の後に「≪略号≫」の形で記載してあります(矢印がなし)。
『共著書』『単編著書』『共編著書』に書き下ろした論文については、題名の後に「B○『書名』」の形で記載してあります。

2017年以降に新たに確認して追加したものには、 のマークが付いています。

樋口陽一、中島徹、長谷部恭男編『憲法の尊厳−奥平憲法学の継承と展開』日本評論社、の522〜560頁「奥平康弘先生主要著作目録」への転載に際しては、「『著書・編著書』に書き下ろしたもの」「学生向けの解説」「(日本の裁判所の)判例評釈」「事典の項目解説」「翻訳」「新聞コメント」については、ごく一部のみを掲載し大多数は割愛されています。
上記「著作目録」に掲載されていないものについては、その冒頭に●を付してあります。


  [2010]
●(カバーコメント) 駒村圭吾、山本龍彦、大林啓吾編『アメリカ憲法の群像−理論家編』尚学社 =推薦文
大江健三郎、鶴見俊輔、他著『冥誕 加藤周一追悼』、白沙会編『私にとっての加藤周一』−加藤周一の偉大さがもたらしたもの 週刊読書人3月19日号
敗戦直後の函館〜青森−連絡船待ち寝場所探し、一人前気取って煙草も 北海道新聞3月31日夕刊
フィラデルフィア(米)−「古きよきアメリカ」の陰で<追憶の風景> 朝日新聞4月27日夕刊
The Right to Be Different<憲法記念講演会> 全国憲法研究会編『憲法問題21』三省堂 =2009年5月3日、早稲田大学大隈講堂。講演時には副題として「−個人の尊厳・個人の自由を確保する礎として」があり
「堀越事件」東京高裁無罪判決の意味−「適用違憲」をめぐって 世界6月号
憲法研究者の見た“経済”あれこれ 季刊企業と法創造第6巻4号(通巻21号)−特集 憲法と経済秩序
奥平康弘報告をめぐる質疑応答 +水島朝穂、高橋利安、山元一、上村達男、戸波江二 同上
マイケル・サンデル「これからの『正義』の話をしよう」を読む−共生する人間とらえ直す 北海道新聞8月11日夕刊
「言論の自由」とメディアの今日的状況−月刊「マスコミ市民」500号記念企画<特集 言論の自由とメディア> +岡本厚 マスコミ市民9月号
土屋君ありがとう 土屋清著『憲法学の新たなパラダイムを求めて』成文堂
●政治的介入と表現の自由<講演> BL『ジャーナリズム・権力・世論を問う』 =2009年10月14日、聖学院大学における公開講演会「ジャーナリズムの危機」
マスメディアの膨張<対談> +加藤紘一 同上
●表現の自由と視点の形骸化<対話> +加藤紘一、学生 同上

最高裁のNHK裁判を批判する 「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク編『暴かれた真実NHK番組改ざん事件−女性国際戦犯法廷と政治介入』現代書館 =2008年10月4日、渋谷勤労福祉会館、放送を語る会主催「第19回放送を語るつどい」基調講演
●平和のメッセンジャー、作家井上ひさし BM『井上ひさしの言葉を継ぐために』
生きる自由と権利−「死刑文化」脱却、想像力を<論> 信濃毎日新聞12月19日朝刊

  [2011]
「ファシズムと民主主義」インタビューA(各共同研究の座談型インタビュー記録) +有賀弘、平島健司、土田とも子、宇佐美百合 『全所的共同研究の40年T−インタビュー記録編(社会科学研究所全所的プロジェクト研究No.25)』東京大学社会科学研究所(非売品)  
理論家の表現実践 駒村圭吾、鈴木秀美編『表現の自由U−状況から』尚学社
行政の後始末への悲鳴−君が代訴訟判決に補足意見花盛り 朝日新聞6月28日夕刊
●主体的判断示せ 毎日新聞9月27日朝刊 =原発差し止め訴訟の記事中コメント
●日本の憲法文化において闘う BN『原発への非服従−私たちが決意したこと』 「発足7周年記念・九条の会講演会」6月4日、日比谷公会堂、の記録
日本社会の現在と最高裁判所 『国公法事件上告審と最高裁判所法律時報増刊
憲法裁判の課題と可能性
 水島朝穂、金澤孝編『憲法裁判の現場から考える』成文堂 =2010年6月5日、早稲田大学法学部「横川敏雄記念公開講座」での講演
「元号法」論議避けていいか<論−ニュースを読み解く> 信濃毎日新聞12月28日朝刊

  [2012]
名誉毀損と表現の自由 
岩波書店編『記録 沖縄「集団自決」裁判』岩波書店
おそるおそるの長谷川正安先生 杉原泰雄、樋口陽一、森英樹編『長谷川正安先生追悼論集 戦後法学と憲法−歴史・現状・展望』日本評論社
あるライブラリアンの軌跡 図書9月号 →≪物語≫
●根本的な議論が必要 信濃毎日新聞10月6日朝刊 =政府の女性皇族結婚後の皇室活動に関する論点公表の記事中コメント
●形式的な改憲論違和感 信濃毎日新聞10月26日朝刊 =石原都知事の辞職記事中コメント

●共産党のたたかいが決定的(総選挙の大争点−9条守る勢力を大きく) しんぶん赤旗12月12日 =香山リカ・立大教授、守中高明・早大教授らの談話も併せて掲載

  [2013]
憲法第9条・考 DH『危機の憲法学』
「自主憲法制定=全面改正」論批判(特集 安倍「改憲政権」を問う) 世界3月号 
→≪物語≫
●国会は甘えている 朝日新聞3月7日朝刊 =昨年12月の衆議院議員選挙の一票の格差訴訟における東京高裁違憲判決の記事中コメント
●いま一度、魂を選びとる BN『いま、憲法の魂を選びとる』
●国民主権を守る思想としての憲法 +小森陽一 同上

憲法を生かそう!−私たちは今どこにいるのか 三宅義子、纐纈厚編『憲法の力』日本評論社
自民党改憲草案の意味するもの@A(続いのちを軽んずる政治に対して) 福音と世界4月号、6月号
 =Aには副題として「−天皇制の再強化」があり。またAの文末には「(続く)」とありますが、現在のところ同誌にBは未掲載

怪しくなる憲法の存立−条文ごとに個性的な歴史(各自核論) 北海道新聞5月3日朝刊
●9条改定狙う自民改憲の胡散臭さ−「全面改正」で攻めあぐね96条に標準(憲法インタビュー) しんぶん赤旗5月3日
憲法の魂−歴史的認識を欠きすぎている日本(憲法特集)=インタビュアー米田綱路 図書新聞5月4日号/3109号

教育における自由と自律(特集 オートノミー−自律・自治・自立 第2部人権とオートノミー) 全国憲法研究会編『憲法問題24』三省堂 =同研究会秋季研究総会シンポジウム(2012年10月8日)報告。なお同書152頁では、当日の奥平教授の報告テーマは「教育における自律と自由」(「自由」と「自律」が逆)となっています。
奥平報告について(秋季研究総会シンポジウムのまとめ) +松田浩、中富公一、北川善英、中川律 同上
自民党「日本国憲法改正草案」と天皇 DI『改憲の何が問題か』

憲法改正(’13参院選) 毎日新聞6月13日朝刊・地方版長野
●(タイトルなし) 内田雅敏著『天皇を戴く国家』スペース伽耶 =最初の頁に掲載された推薦文
「未完のプロジェクト」として憲法を活かそう
 岩波書店編集部編『これからどうする−未来の作り方』岩波書店
憲法は国民が国家権力を管理するためにある。(特別企画 岐路に立つ平和 戦後日本のゆくえ) 潮9月号
●総選挙の結果にかんがみてのアピール(九条の会呼びかけ人からのメッセージ) 『「憲法改正論」を論じる』法律時報増刊 =2013年1月「九条の会ホームページ」に掲載されたもの
●「ハンナ・アーレント」を観て(エキプ随想) EQUIPE DE CINEMA No.196(岩波ホール) =「ハンナ・アーレント」(2012年、ドイツ・ルクセンブルグ・フランス映画)パンフレット
なぜいま「秘密保護法案」なのか−その根源を問う しんぶん赤旗10月28日
 
法規制はできるだけ慎重に むしろ市民の「文化力」で対抗すべきだろう(特集 「ヘイトスピーチ」を考える) Journalism11月号
実質的な憲法9条改正−秘密保護法と集団的自衛権 信濃毎日新聞12月4日朝刊神戸新聞12月4日朝刊
反対の声が歯止めになる(どうする秘密法) 朝日新聞12月11日朝刊

中川律「コメント:奥平憲法学と教師の教育の自由」も併せて掲載

  [2014]
秘密保護法の制定に反対する憲法・メディア法研究者の声明(2013年10月11日)=奥平教授が呼びかけ人の1人 『特定秘密保護法を読む−全条文 反対声明・意見書』北海道新聞社
憲法と特定秘密保護法と「知る権利」」−「人権と報道・連絡会」のシンポジウム基調報告より(特集 懐憲の危機になにをなすべきか)
 社会評論春号(176号)
●おわりに BQ『未完の憲法』

最重要の9条固持を(改憲、解釈変更の是非 専門家に聞く) 北海道新聞5月3日朝刊
子どもたち、子孫に申し訳ないことになる 戦争をさせない1000人委員会編『すぐにわかる集団的自衛権ってなに?』七つ森書館
集団的自衛権とは憲法とは 北海道新聞社編『集団的自衛権行使に反対する声明・決議・意見書』北海道新聞社
はじめに−平和主義を勝ち抜こう DJ『集団的自衛権の何が問題か−解釈改憲批判』
平和文化今もあるはず(山ろく清談) 信濃毎日新聞8月14日朝刊 →≪物語≫=抜粋
歴史の岐路で問う国のかたち、人のかたち +堀尾輝久 季論21秋号(26号) →『堀尾輝久対談集 自由な人間主体を求めて』本の泉社、2014

朝日新聞2014年3月5日朝刊の記事「戦争参加許さない」は、4日国会内で「戦争をさせない1000人委員会」の発足集会や記者会見が開かれたこと、その際の発起人である奥平教授、佐高信さん、落合恵子さんなどの話を紹介しています。奥平教授があいさつされている写真も掲載されています。

  [2015]
●誇りのもてる国となるために BR『憲法九条は私たちの安全保障です。』
憲法と私−憲法破壊に立ち向かう +堀尾輝久、池辺晋一郎 調布九条の会「憲法ひろば」編『二〇一五年一月二五日 調布九条の会「憲法ひろば」創立一〇周年記念「コーラスとトークのつどい」第一部』 =2015年4月3日調布市グリーンホール「奥平康弘さんの志を受けつぐ会」にて配布 →≪物語≫=奥平教授の発言部分のみを再録
私のひとこと 同上
陳述書(特集 裁判所によって創られる統治行為[第1部沖縄「密約」訴訟]) 法律時報5月号 →沖縄密約情報公開訴訟原告団編『沖縄密約をあばく−記録沖縄密約情報公開訴訟』日本評論社、2016 =2010年12月26日、東京高等裁判所提出

蟻川恒正「「奥平陳述書」解題」も併せて掲載
また図書新聞2009年4月4日号の米田綱路「レポート 沖縄密約文書開示請求訴訟」にて、1972年の沖縄返還交渉における日米間の密約文書に関し2008年9月に情報公開法に基づくこの文書の公開請求に外務省と財務省が文書不存在と回答したことに対し、2009年3月16日に非開示決定の取消しを求めてジャーナリストや奥平教授を含む学者ら25名が東京地裁に提訴したことが、詳しく紹介されています。記者会見での奥平教授の談話も掲載されています。

  [2016]
●晃くんとともに(巻頭言) 角替晃著(赤間祐介、金井光生、成田喜一郎編)『緑陰に学ぶ−角替晃先生追悼論集』東京学芸大学出版会


 [新聞、雑誌連載]=詳細は各年の最後に掲載
私のなかの歴史−憲法60年を生きて 全20回/北海道新聞夕刊2007.11〜12
憲法とともに−奥平康弘さんロングインタビュー 全6回/しんぶん赤旗2004.2〜3
法と人文科学(ザ・ヒューマニティーズ) 全24回/法学セミナー1999.5〜2001.9 →A23に収録(全てではない)
宗教の自由の系譜 全23回/時の法令1996〜98 =内16回は斉藤小百合との共同執筆
葦の髄から 全10回/書斎の窓1995.1・2〜12 →A23に収録(全てではない)
私の紙面批評 全5回/朝日新聞朝刊1991.4〜7
しごとの周辺 全8回/朝日新聞夕刊1990.11.12〜22
法のまわりにある風景 全24回/不動産法律セミナー1989.1〜1990.12
法と政治 全16回/時の法令 →ARに全て収録
憲法演習 全11回/法学教室1984.11〜1986.7 →BEに全て収録
どこへ行く、わが憲法 全8回/法律時報1987〜1990 =不定期連載のため、各年の最後にではなく個別に載せてあります
法と社会時評/法学セミナー →AI、J、Lに収録(全てではない)
散歩道からの眺め 全20回/書斎の窓1984.4〜1986.3 →AI、Jに収録(第1回を除いて全て)
新アメリカ事情 全12回/法学セミナー1981.5〜1982.4 →第6回のみALに収録
中日評論 全6回/中日新聞朝刊1977.1〜6 →AC下に収録(全てではない)
視点 全10回/毎日新聞夕刊1973.10〜12 →AC下に収録(全てではない)

<対談、鼎談、座談、シンポジウム><インタビュー><書評><判例評釈><翻訳>

奥平康弘教授論文リスト
T 1954−1969年
U 1970−1979年
V 1980−1989年
W 1990−1999年
X 2000−2009年
Y 2010−2016年

 <奥平康弘教授追悼行事> =管理人が参加させていただいた者のみ掲載
〇「奥平康弘さんの志を受けつぐ会」 2015年4月3日(金)午後2時〜、調布市グリーンホール
   奥平康弘さん最後の公演のDVD上映(2015年1月25日、調布市グリーンホール)、
   発起人あいさつ 大江健三郎(作家)、澤地久枝(作家)、杉原泰雄(一橋大学名誉教授)、暉峻淑子(埼玉大学名誉教授)、樋口陽一(東京大学名誉教授)、山内敏弘(一橋大学名誉教授)
   ご遺族奥平せい子さんあいさつ
   献花
    司会=渡辺治(一橋大学名誉教授)

〇「奥平康弘記念講演会」 2016年5月21日(土)午後1時〜、早稲田大学早稲田キャンパス15号館401教室
   長谷部恭男(早稲田大学教授)「天皇制について」
  
 石川健治(東京大学教授)「制度の時代」
  
 蟻川恒正(日本大学教授)「小さな個人の集まりへの信頼−奥平康弘の「表現の自由」論
   河野敬(弁護士)「奥平康弘先生とふたつの憲法訴訟」
   途中、樋口陽一教授の挨拶あり

   石川教授、蟻川教授の講演は活字化されたものが『憲法の尊厳』に掲載。

 <奥平康弘教授ご逝去に際しての追悼文など(4月3日「志を受けつぐ会」についての紹介を含む)
  [2015年]
瀬口晴義  評伝 東京新聞1月31日朝刊 =筆者は社会部長
樋口陽一  個としてつないだ希望−奥平康弘さんを悼む 信濃毎日新聞2月3日朝刊、京都新聞2月3日朝刊、琉球新報2月6日、神奈川新聞2月16日 →共同通信文化部編『追悼文大全』三省堂、2016
中祖寅一  憲法守る統一戦線を−奥平康弘さん最後の言葉(追悼) しんぶん赤旗2月1日
渡辺治   奥平康弘さんをしのぶ−21条と9条二度の出会い しんぶん赤旗2月3日
(無署名)  <卓上四季>先人の教訓 北海道新聞2月3日朝刊
木村草太  憲法見つめた厳しい楽観論者−奥平康弘さんを悼む 朝日新聞2月4日朝刊
        =「木村草太−憲法という武器を配る」AERA2015年5月4・11日号、における木村教授による奥平教授についてのコメントも併せて参照
池辺晋一郎 「奥平康弘さん(空を見てますか 第952回)」週刊うたごえ新聞2月23日号 →池辺著『音の向こうに時代が見える<空を見てますか…12>』新日本出版社、2020
         =なおこの文章が掲載されているのと同じページに、奥平教授が亡くなる前日の1月25日に開催され、奥平教授も第1部の鼎談に参加された「調布九条の会 憲法ひろば10周年コーラス&トーク」の様子が詳しく紹介されており、奥平教授の当日の写真と発言も掲載されています。
則定隆史  「九条の会」結成護憲訴え(哀惜) 北海道新聞2月28日夕刊
竹島勇   「君はこのごろ平和についてどう考えてる」−妻と語った「最期の1時間」 東京新聞4月3日朝刊 =1面トップ
(無署名)  「蓋棺録(ガイカンロク)−Obituaries」欄 文藝春秋4月号
澤地久枝  追悼…奥平先生をおくる 世界4月号
丸山重威  「君は平和についてどう思っている?」奥平康弘さんの志を受けつごうと900人(風−日民協事務局通信) 法と民主主義4月号
川岸令和  実践的な憲法理論家−奥平康弘先生を悼む JCLU Newsletter4月号
斉藤小百合 世代を超えた共同プロジェクト「憲法を活かしていくこと」−奥平康弘先生を悼む 同上
小町谷育子 JCLUと奥平先生−憲法訴訟の導き手として 同上
(無署名)  <卓上四季>奥平さん 北海道新聞4月5日朝刊
南河宏    <いさり火>「バッハは普遍的 憲法前文も」−憲法学者・奥平康弘さんを悼む 北海道新聞4月12日朝刊・地方版(函館・渡島・桧山) =筆者は画家、旧制函館中学(現・函館中部高校)で奥平教授と同期。
山口正紀  魂としての平和主義と憲法−奥平さんの志を継ごう 週刊金曜日4月17日号(1036号)
堀尾輝久  奥平康弘先生を悼み9条への想い新たに(巻頭言) 季論21春号(28号)
丸山重威  最後まで語り続けた憲法と平和−奥平康弘さんを送る 放送レポート5月号※※
大西隆雄  <異聞風聞>君は平和についてどう考えてる 北海道新聞5月3日朝刊 =筆者は編集委員
(無署名)  函館で奥平さん追悼−妻せい子さん「九条の会広げる」 北海道新聞5月4日朝刊 =前日、出身地の函館で開かれた追悼する催しを紹介する記事。
明珍美紀  「永久平和のために」悼む:奥平康弘さん 毎日新聞5月4日朝刊
樋口陽一  「連戦連敗」、それでも奥平さんには「夢がある」 奥平康弘著『「憲法物語」を紡ぎ続けて』かもがわ出版 樋口著『時代と学問と人間と−追想のなかの恩師・知友たち』青林書院、2017
竹島勇   85歳妻「平和って一人一人の意志がないとつくれない」−九条の会奥平さん最後の問いかけから5ヵ月 東京新聞6月21日朝刊
大西隆雄  <異聞風聞>ある憲法学者の妻の思い 北海道新聞7月19日朝刊 =筆者は編集委員
宮台真司  憲法学の大家・奥平康弘先生から学んだ「憲法とは何か」について 『社会という荒野を生きる。−宮台真司ニュースの社会学』KKベストセラーズ=10月刊 →ベスト新書、2018 =TBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」内コーナーの書籍化

この中で「名古屋大学助教授などをへてアメリカに留学……帰国後、東京大学助教授となり」とありますが、「アメリカ留学後に名古屋大学助教授」が正しいです。
※※なお同誌9月号の表紙は奥平教授を描いたイラスト。

  [2016年]
成澤孝人  日本共和国の物語〜奥平康弘における9条 JCLU Newsletter1月号 =2015年12月17日、中央大学駿河台記念館「奥平康弘先生を偲びご遺志を受け継ぐ会」
斉藤小百合 「宗教の自由の系譜」から20年〜今、わたしたちはどこに 同上 =同上
飯田正剛  奥平康弘先生、清水英夫弁護団長、日隅一雄弁護士を偲ぶ 沖縄密約情報公開訴訟原告団編『沖縄密約をあばく−記録沖縄密約情報公開訴訟』日本評論社
上野啓祐  世代を超えて−奥平憲法学と信州(全3回) 信濃毎日新聞朝刊
         上 憲法は未完のプロジェクト−平和主義どう受け継ぐ 4月30日 =成澤孝人、阪口正二郎両教授からのコメントあり
         中 平和と民主主義を守る鍵−「表現の自由」求め続け 5月2日 =高見勝利教授からのコメントあり
         下 憲法学者・木村草太さんに聞く−主張押しつけるのでなく国民一人一人が権力者に 5月3日
江畑佳明  奥平康弘さん−表現の自由を守るために(特集ワイド 平和よ−2016夏会いたいE) 毎日新聞8月19日夕刊
 =姜尚中、木村草太両教授からのコメントあり


      
      一部、画像を加工してあります(同ホールで今後予定されている催事のポスターに写っている出演者の顔写真を消しました)。


奥平康弘教授の略歴・著書のページへ


樋口陽一教授の略歴・著書のページへ


奥平康弘・樋口陽一両教授 著作目録サイトの<トップページ>へ戻る


    奥平康弘・樋口陽一両教授 著作目録サイト http://www.sak75.sakura.ne.jp/